盂蘭盆会
日本全国、どこもお盆の行事で、忙しくもありまた楽しくもあり、皆さんたいへんな様子です。
毎年お墓掃除から始まって、地域のお盆の行事、都会からの帰省客の往来、高校野球の応援、今年はお盆のさ中にスポーツの祭典オリンピックが北京で行われています。 日本選手も連日熱い戦いを繰り広げていますから、日夜テレビ観戦します。
休暇を利用して国内旅行、外国旅行組も多い
ですな。皆それぞれの夏をすごします。「暑いね、この暑さにはウンザリ!」と言いながらも若者たちが解放的な気分になるのもなるのもお盆の時期の夏だね.
私は今年のお盆は特別な思いで過ごしました。去年の夏、最愛の母を亡くして「初盆」でありましたから・・・。お供
えに母の好きだった鳥取の二十世紀梨を求めて、いつも行く峠の麓にある梨の直売所に立ち寄った。
二十世紀梨は盆明けからの収穫ですから、今の時期に美味しい「幸水」で我慢してもらうことにした。直売している北尾のおっちゃんが一つ味見に剥いてくれた、もうひと組のお客と分けていただいた。甘さも
瑞々しさも十分でとても美味しい。
「ありがとう!ブログに載せるから写真撮って行くよ。」と表に出たら「途中で食ってくれろ!まだちょっと皮が固いが二十世紀だからナ!」。
早速、峠の頂上の茶屋の一角から湧き出る「黒尾峠の名水」で冷やして食べた、正しくブランド「鳥取の二十世紀」は美味かった。脇にある堀で、気配を察した大きな鯉がバシャ!、口を水面にむけて催促のようすに、かじって少しおすそ分けだ。鯉も梨は好きなようで すな(笑)。
車で2時間足らず走って、すっかりお盆の用意のすんだ実家に帰ると、父が自慢の手造りの庭に水やりをしておりました。「アレ(母のこと)が好きだったサルスベリの花が、今年はよう咲いとる。」とポツリ。
夕方、縁側の踏み石の前で、盂蘭盆会の初日の「迎え火」をして祖先の精霊を お迎えしました。
お盆のこの日、今に生きる我々は「祖先に感謝し、故人の冥福を祈る心を忘れてはいけない。」との思いを新たに致しましたな。
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コメント
たぬち庵さんが、次は何を書かれるのか楽しみにしています。
梨大好きで、毎年二十世紀梨を送ってもらいます。
決して安くないので、惜しみながら戴きます。
関東の茶色皮の幸水なども甘味があって、それなりにいいですが。
瑞々しい二十世紀を食べ慣れてきたせいか、これがないとネ。
友人と二十世紀記念館にも行きました。
あの巨木はすごいです!
でも、施設を維持するのも大変そうです。
2006年のお盆に帰郷して、倉吉・三朝・投入堂に行き、ここに入ったのを思い出しています。
峠の麓にある直売店、どこだろう?知りたいな。
投稿: だんだん | 2008年8月16日 (土) 22時14分
こんばんは 旅行から帰ってまいりました!
またいろいろな話を書かせてもらいます。
たぬち庵さんのブログを見ていて梨が食べたくなりました。
私の大好物。お母様もみずみずしい梨に喉を潤されたのではないでしょうか。
私が留守だったので、母は一人で迎え火を炊いたようです。私に信心がないので、こういう習慣に参加しませんが、故人はみんなの心の中に生きているもの。「故人ならこんなときどうするだろうか」「こんな生活をしていたら故人が悲しむだろう」と故人を思い出し、自分を奮い立たせることが大切なのだと思っています。
投稿: ようこ | 2008年8月17日 (日) 00時49分
だんだんさん、こんにちは。
倉吉の「鳥取二十世紀梨記念館」にも立ち寄られたとのことですが、あの記念館では鳥取県の梨はもとより「梨」についてのおおよそすべてのことがわかる素晴らしい施設ですね。枝ぶり20メートルにも及ぶ梨の巨木を館内に展示していますが本当に素晴らしいですね。
梨の果樹園ではちょうど背丈ぐらいに育てて、枝を横へ大きく広げて棚作りにして作業をしやすく育成していきます。消毒、摘花、交配、小袋かけ、袋かけ、収穫また枝の剪定など年間を通じての作業があります。
梨農家もこういう作業を嫌う若者が多く、後継者不足に悩んでいます。手作業が多く栽培技術も必要とします。栽培面積も年々減少傾向にあるようですが、栽培農家を盛り立てていく考えをしてもらいたですね。
若ものが魅力を感じる「農」の環境を整えていかなければ「食糧自給率向上」の掛声だけで解決するものではありませんな。戦後、工業立国になって豊かになり食料は輸入したほうが安くて他国任せでやってきたツケが、これからズシンとのしかかってきそうです。
「消費者がやかましい!」などと言っている大臣さんに日本のかじ取りを任せてやっていかなければならない国民も、国の政策ばかりあてにしていないで民衆の叡知を前面に絞り出し、ここらでひとつ「地方の時代」と「田舎パワー」をみせる時がきました。
鳥取から国道53号を25km程南へ行くと中国山地の麓の町・智頭に至ります、ここから「黒尾峠」といってつづら折れの道路が続く急坂になっていて、峠の頂上は岡山県との県境になっています。
智頭の町を通り過ぎ、この峠に差し掛かる手前の民家がなくなったあたりに、梨の直売所があります。鳥取市河原町小倉地区という山間部で柿と梨を栽培している北尾のおっちゃんが20年近くここで「北尾農園」の直売所を出しています。
小倉地区はここより少し鳥取寄りの山間地にあるのですが、農園は小高い山頂付近にあって日当たりがよく、昔から美味しい柿や梨の産地としてよく知られています。
農協団体など共同出荷しますと、地区全体のものとして鳥取産の梨として販売されますが、この方は鳥取の「北尾農園の梨」にこだわりと自信を持っているんですね。このように独自販売に活路を開いて農の経営に取り組んでいく人たちも多くなってきました。
他に私の知人で大学を卒業した息子が「ホームページ」を立ち上げ販売したところなんと自分のところの産出分では間に合わないほど注文があったそうです。これからは農家も経営の知識が必要ですね。がんばってもらいたいですね。
そうなれば田舎が元気になって、豊かになって若者が戻ってきます。田舎の荒れた農地も消え食糧自給率も向上してきますな。
お盆が過ぎるとまた今年も「実りの秋」になります。鳥取の味覚、二十世紀梨感謝をこめていただきますかな。
あはは、少し長めになりました。いつもコメントありがとう。たぬち庵
投稿: たぬち庵 | 2008年8月17日 (日) 16時54分
ようこさん、お帰りなさい。
ゆっくりと盆休暇を楽しまれましたかな。またいろいろ面白ネタも仕込んでいらっしゃったでしょうな。あははっ、私のほうも田舎へ帰ってゆっくりしてきました。やはり生まれ故郷でのお盆休みは気も心も安らぎ癒されます。
ご先祖の墓参りもしました、母の供養も築後70年にもなろうかという古い実家の仏壇の間で線香を焚き念じてきました。
松脂の滲みだした天井を眺めながら大の字になって、ゆっくり体も休めることができました。
人の生死にかかわっても若い時には感じなかった何かこう行事的に行ってきたことに対して、深く感じ入り意味を理解したいという欲求に駆られてきます。年のせいなのでしょうかな。身近な人が亡くなると特にそうなるのでしょう。そういった意味では今までにないお盆をすごしてきました。
この先まだもう少しある人生、有意義に過ごしていきたいと想いを新たにしております。
健康に少々難ありで気弱になっていたところがありましたが、年老いた父が元気そうにしているところをみて、元気づけられまだまだこれから頑張らなくてはと思いますね。
ブログのほうもいろいろ見てまわっては書いていきますよ。子供時分からの冒険心もむくむく湧き上がり、やりたいこともいろいろありますからねえ・・。
お盆が過ぎたら、赤とんぼが姿を見せてまた涼しい秋の風が感じられるようになってきます。野山は実りの季節を迎えて自然の移ろいを感じられてくるな。実は私は幼い時から「秋」の季節が一番好きなんですよ。母もそう言っていましたな。
また美味しい「鳥取の二十世紀梨」を賞味する頃がやってきました。水分が多くてたくさんのカリウムが含まれています。塩分とりすぎの現代人の食生活にはカリウムの摂取は欠かせません。
体内のナトリウムを中和させ血圧を安定させてくれます。高血圧の方にはおすすめの果物ですよ。シャリシャリとした食感はナシに含まれている石細胞によるものなのですが腸を刺激して便秘の予防効果があるといわれています。良いことづくめの果実ぜひ鳥取産をお求めください(笑)。
アハハッ、コメントの返事になっていませんな。
いつもありがとう。またいつもの生活が始まります、がんばっていきましょう!。 たぬち庵
投稿: たぬち庵 | 2008年8月17日 (日) 20時34分
たぬち庵さん、こんにちは。
お盆の間は色々有りますね。
初盆だったのですね。実家に帰られていたのですね。
私も従姉妹の初盆でした。
久々に実家に帰ると雑用が多くて忙しかったです。
お盆の行事は地方によってそれぞれ特徴がある事と思いますが、普遍的な共通項も多いです。
お盆が過ぎると一気に秋の気配を感じます。
一寸、もの哀しいです。
投稿: ガイア | 2008年8月18日 (月) 10時45分
お母様の「初盆」だったんですね。
ご実家にお帰りになられて。。良かったですよね。
写真が綺麗で。。感激しました。
ご実家の綺麗なお庭。大きくして観ましたなり。
ご自慢の手作りの庭。。う~~ん。。納得ですよん。
あ。。そうそう。。梨をお持ちでいらしゃる方が
「たぬち庵」さまでしょうか?←。。はっきり。。お聞きしっちゃった。えへへ。。
投稿: 天天 | 2008年8月18日 (月) 13時55分
ガイアさん、こんにちは。
そうですねえ、お盆の休みは家庭をもった人間には、休暇とは程遠いものになります。結婚した早々から嫁さんの実家詣が始まりますし、郷里の親御さんも待ってます。子供が産まれたら孫みせで両方えこひいきなく、やっていかなくては、婿さんの面目丸つぶれ、大変な人生をまあまあそこそこ、こなして来ましたな。
ご苦労様でした、お疲れさんとはまだそうはいきません。若い時なら「あいつは、付き合いは苦手でねー。」なんてことでよかったが、いい年になってそれでは世間は通らない。いやはやどこまで続きますやら(笑)。
私は大体にお盆は初日にさっさと墓参りを済ませて、ぶらり一人旅を繰り返しておりました。今年ばかりはそうはいきませんでしたな。
親孝行もじゅうぶんしてないうちに亡くなった母の初盆にぶらり一人旅はいけません。それでも大阪に住む妹は、いや珍しいことやなと笑っていましたが「1周忌の費用、仰山かかるんやからいかれへんわな、わかるわー。」と釘をさされて来ました(笑)。
亡き人を偲んで離れ離れに暮らしている兄弟姉妹が、久々に語らい和やかな一時をすごすのもお盆のいいとろですねえ。
母を偲んで子供のころの話をしながら、鳥取から知人にいただいた大きなスイカ2個もあっという間に食べてしまいました。
お盆の思い出もいろいろありますがね、生涯のうちでも忘れられないお盆になるでしょうな、今年の盆は・・・。
お盆が過ぎた今日は早速に秋の気配を感じる風がケヤキの枝をゆすって通りすぎていきます。もの悲しくセンチメンタルな風情が私は好きです。
風体からは想像できないと、皆はいいますが実はとてもロマンチストで傷つきやすい爺さんなのです(笑)。
どうも、いつもコメントありがとうございます。
たぬち庵
投稿: たぬち庵 | 2008年8月18日 (月) 17時59分
天天さん、こんにちは。
はい、母の初盆を迎えてきました。生前母は私が二十世紀梨を持って帰るのをたのしみにしていました。
二十世紀梨の時期には少し早かったので、早めに出荷されている幸水の早ナシをお供えに買って帰りました。
写真に写っていらっしゃる方は直売所のご主人で、大きな果樹園を営む「北尾のおっちゃん」です。
たぬち庵爺さんはこのような屈強な感じではありません。それともう少しばかり髪が残っていて、薄いんですが禿あがってはないのです。
いつも帽子をかぶって老眼鏡(遠近両用)をかけています。色は浅黒でタヌキによく似ています。今度は風貌がうかがえる程度の写真も掲載します。どこかでお会いしたら声をかけていただけるようにね(笑)
それじゃ、また。いつもコメントありがとう。 たぬち庵
投稿: たぬち庵 | 2008年8月18日 (月) 18時36分